今日H26.5.18(日)の福岡は晴れ、しかし黄砂・大気汚染の心配はなくなりません。
そこで今回は屋内目的のポタを計画してみました。
昨日から25日(日)まで、『福岡 ミュージアム ウィーク 2014』が開催されました。
市内11のミュージアムがこれに参加。 常設展の無料や割引制度さらには2つ以上の
ミュージアムを巡るスタンプラリーなどが魅力です。
そして、今日の目的地および目標は、「福岡博物館」の「国宝金印」と黒田官兵衛にま
つわる名槍「日本号」です。 いずれもレプリカでない本家を鑑賞です。
ありがたいことに、フラッシュオフであればカメラ撮影もOKです。
レプリカはあちこちで見かけますが、貴重な本家の確認をしておくことも地元民として
は必要なことと考えました。
もう一点、名刀国宝「圧切長谷部(へしきり はせべ)」ですが、こちらは7/26からの黒
田官兵衛展までお預けとのことでした。 残念。
*国宝 金印 「漢委奴国王」 正面 横 印字面
*脇のレプリカで金印の使用例や重たさの体験コーナーもあります。
*名槍 「日本号」
もともと正親町(おおぎまち)天皇(在位1557~1586年)が所有していたものですが、
室町幕府15代将軍・足利義昭に下賜され、織田信長、豊臣秀吉へと渡り、戦国大
名の福島正則が拝領したものを、母里太兵衛を経由して同じ黒田二十四騎の一人
である後藤又兵衛などの手に渡り、最終的に黒田家に献上された とあります。
黒田節にある「ひのもといちのこの槍を…」の槍そのもの
長い柄や鞘には立派な総螺鈿細工が施され、穂先溝にはヘビのような倶梨伽羅龍
の浮彫も、
帰りの海浜公園ルートは、早くも夏の海辺と化していました。