ペアバレー用KITE Big Brother 修理の続きです。
テープ修理の後、めくれ防止対策を。
こんなものを入手していたので使ってみることにします。
そう、「くつ底修理材」です。 これまで他のメーカーのものをウォークや登山靴など修理用に使って
いましたが今回は画像のものを使います。
これはヘアドライヤーや熱湯で80℃以上になると急速に合成ゴム化するものです。
それ以下では軟らかいノリあるいは解けるソフトクリーム状態で、手につくと手に負えない代物です
が、その分薄くゴム皮膜を作るのに適していそうです。
ゴムの層を厚くすると益々重量増加が心配ですから。
最近進化しつづけるマスキングテープで、糊しろを作り2mm幅でこの「くつ底修理材」を塗布しドライ
ヤー乾燥で完了です。
ついでに、細かな修理も。
いつの間にか無くなっていたウィスカーのエンドカバー、セイルの張りを緩めている原因です。
画像の「圧縮チューブ」二種類を重ねて、これもドライヤーです(笑)。
さて、薄いゴム皮膜とはいえ気になる重量増加は???
*befor
*after
テープ修理後の中間重量チェックでは155gでしたから、テープめくれ防止のゴムシールは+1gにな
ります。 うーーんまずまず計画通りの仕上がりでしょう。
さて、テストフライトは???
ですが、相方 家人のもう一機も修理が待っていました。
九州 熊本地震の落ち着きや支援の充実を願いながらゆっくり取り組みます。