諦めかけていた昨夜H30.1.31の天体ショー なんとなんと月食の始まる時間には晴れました。
そこでタイトルの『奇跡は起きた』的なものに・・・。
今まで逆に皆既日食など逃してきましたからね。
昨日の天気予報では、18時ごろから曇りに転じどんどん雲が増えるものと想像していましたが・・・
*18時45分ごろ東の空を見上げると、こんな感じ。
薄い雲のカーテン越しにお月さまがありました。
たとえ、雲のカーテン越しであろうと月食くらいは確認できるだろうと準備開始です。
それでも月食の始まる前に空の状況をこまめにチェック。 やはり天気の動向が気になります。
TVやWEB中継にも状況はいい方向ばかり、期待が高まります。
*20時20分 おおーっ。 先ほどより明らかにクッキリみえるように。
月食確認できそうです。
そうこうするうちに、晴れ渡った空に満月確認です。
今度は「2時間ほど曇らないで・・」とげんきんな願い事ばかり。
さあ、観察撮影準備です。 ここからはM (マニュアル) モードに切り替えて待機。
欠け始める直前で最終確認 満月を。
満月は意外に明るいもの。十分に絞り込みクレーターや月面の海(うさぎの絵の部分でしょうか)を
ハッキリさせます。
*20時25分 ISO200, s=1/2000, f/5.9 ISO感度もうんと下げています。
月食始まりは、20時48.1分とか、
月食のスタートは、意外にクッキリした地球の影はありませんでした。
当初やはり雲の仕業ではと疑ってみましたが、TV中継で流される各地の画像も同様でしたので
こんなものなのですね。
*20時52分 ISO200, s=1/2000, f/5.9 少し欠けたようですがもやーとしていますね。
*21時02分 ISO200, s=1/1000, f/5.9 食の進みに合わせてsを半分に変えました。
*21時20分 ISO200, s=1/400, f/5.9 さらに食は進み半分近くに、sをさらに長く変更です。
*21時37分 ISO800, s=1/200, f/5.9 さらに食は進み1/4近くに、今度はsとISO感度上げです。
大分 食の部分が大きくなりました。
ならば、食の部分にも注目して撮影を少し変更することに、赤銅色は見えてくるのでしょうか。
ほぼ同じ時間帯に変えてみました。
*21時44分 ISO1600, s=1/25, f/5.9 sを思い切って長くしました。
赤みをおびた食の部分も確認できます。
*21時50分 ISO1600, s=1/20, f/5.9 いよいよ皆既 (21時51.4分)の直前です。
*21時54分 ISO1600, s=1/20, f/5.9 既に皆既となっているようですが、少し光を感じます。
さあ、いよいよ1時間17分に及ぶ皆既時間帯に入りました。
晴れに見事にずれた天候の変化もなく皆既を確認できました。
*22時02分 ISO1600, s=1/10, f/5.9
では、皆既中のお月さまの表情や星とのコラボなどに取り組んでみました。
しめくくりはこの一枚です。
*22時11分 ISO1600, s=1/2, f/5.9 左斜め上すぐ と 左横すぐ少し下 に星が・・・。
ただ、星座表でも名は確認できませんでした。
久々に自宅ベランタで、ショー前から皆既月食にいたるまで観察撮影に。
その名も『スーパーブルーブラッドムーン』とか なるほどです。
皆既月食中のお月さまは、天空に浮かぶ神秘の球体という色合いです。
露出値をいろいろ変化させて、そのイメージのものに近づけたつもりですが、いかがでしょうか。